この日だけの特別オーベルジュ 「陶泉 御所坊」で完全オーダーコース

兵庫県の六甲山北側。紅葉谷の麓にある山峡に「有馬温泉」がある。散策が楽しい有馬川の流れや紅葉の名所で知られる瑞宝寺公園など自然に溢れる温泉地は、空気に触れると赤褐色になる湯の金泉と透明な湯の銀泉があるのが特徴。豊臣秀吉が愛した湯としても知られ、日本三古湯のひとつだ。だからこそ老舗旅館がいくつかあり、有馬最古の旅館が「陶泉 御所坊」。約800年前の鎌倉時代に創業し、足利義満が逗留した歴史が残るほか、その立地には秀吉が有馬に御殿を構えた足跡が宿るという。現在の「陶泉 御所坊」は、昔ながらの良さを残してリニューアルし、腕の良い料理人を抱える食事のおいしい宿でもある。いつもは山家料理という厳選食材による一皿を用意するが、今回のコンテンツでは兵庫県の食材の素晴らしさに着目。料理人から話を聞きながら明石浦漁港で水揚げされる魚を見て選び、神戸ビーフの生産者から話を聞きながら好きなスタイルでブランド牛を楽しむフルオーダースタイル。さらに、日本酒の中でも男酒と呼ばれる灘の酒蔵を訪れ料理とのペアリングを、蔵元のスタッフとともにゲストが選べるのも楽しい時間になるはず。御所坊では、このほか国の内閣府より「クールジャパンアンバサダー」に任命されている女将による街歩き、有馬芸妓との座敷遊び、六甲山のトレッキングなど、多彩な過ごし方を準備している。

 

明石浦漁港で魚介の競りに参加

明石浦漁港の出入りを許された神戸唯一の旅館だからこそ可能。水揚げされた季節の魚介をゲスト自らの目で見て、料理人に伝えれば競り落として好みの料理に仕立ててくれる。

 

神戸ビーフの生産者の話に耳を傾ける

高級黒毛和牛の先祖は兵庫県の北にある小代が産んだ但馬牛「但馬玄(たじまぐろ)」。絶滅の危機に瀕した純和牛を守り現在に至るが、旅館の15代目が小代の人々と10年来の交友があり今も良質の神戸ビーフが手に入るからこそ、その生産者に話を聞き神戸ビーフの良さを知る。

 

神戸・灘の酒蔵見学

ノーベル賞の晩餐館でも提供される日本酒「福寿」の酒蔵へ。海外経験豊富なソムリエ出身のスタッフが、英語またはフランス語で、ワインと日本酒の違いや、神戸ならではの楽しみ方を解説。酒蔵見学と解説はもちろん、訪れるからこその蔵だし日本酒など、五感を使って利き酒をしながら今晩のディナーのお供を探す。

 

宿での贅沢な時間

選んだ食材を基に、料理人とやりとりしながら、その日だけ、自分だけののディナー。600万年前の海水が湧き上がる天然温泉を貸し切りで楽しめる。

コンテンツ概要

  • 卸売価格:280,000円/2人(以下を含みます)
    • 宿泊(1泊)
    • 御所坊の料理人に帯同して競りの見学(明石港)
    • 神戸酒心館での酒蔵見学、試飲
    • 神戸牛の生産者による説明
    • 明石で競り落とした魚介類、酒蔵で試飲した日本酒、生産者が持参した神戸牛を使ったその日だけの特別ディナー
    • 明石の漁港、御影の酒蔵への移動
    • 上記は希望に応じて変更可能(人数と内容によって価格が変動します)
  • 集合場所:御所坊または明石港(ご相談ください)
  • 実施可能期間:通年
  • 最小・最大催行人数:2名~10名
  • 宿泊場所:御所坊 http://goshoboh.com/
  • 住所:〒651-1401 神戸市北区有馬町858

モニターツアーに参加いただいた旅行会社さまのコメント

  • 生産者の方から直接話を聞き、目の前で調理されたものをいただくことができ、五感で神戸の魅力を味わうことができた点が良かった。素材(神戸牛、灘の日本酒)自体は広く知られているが、提供の仕方によって受ける印象が全く異なることがわかった。(日本の旅行会社、フランス人)
  • プライベートでSPECIALな感じ、FITのお客さん向けにはとてもいいと思う。(日本の旅行会社、韓国人)
  • 既存のツアー(京都→広島)の間にこのような場所を入れることで、オリジナリティの高い旅程を提案できる。神戸牛の味は素晴らしく、日本酒も香りがよく、美味だった。(フランスの旅行会社、フランス人)
  • 但馬牛、神戸牛、日本酒、どれもレクチャーの内容が素晴らしく、なぜ但馬牛、神戸牛、日本酒なのか価値を理解したうえでいただくと”倍”美味しく、知っているつもりの「和牛」「酒」の価値を、改めて五感で感じられた。(日本の旅行会社、日本人)
  • 神戸牛の有数の生産者と御所坊さんの施設の充実、福寿さんの説明(ワインとの対比)、その切り口が素晴らしい。富裕層、1グループでの販売イメージが持てる。(日本の旅行会社、日本人)