天下の奇祭
「数千万円かけて、伝統工芸の粋を集めて制作した神輿を、ぶつけ合うお祭り」そう聞いて、どれだけイメージしてもできなかったお祭りに、ご縁をいただいて参加させていただきました。百聞は一見に如かず。
【プロダクト化の観点】
このお祭りは、1年に2日しか行われないのでそのままプロダクト化するのが非常に難しく、また(ほぼ姫路に縁のある方々のためのお祭であるため)そうすべきかどうかも微妙な存在です。ただ、このお祭りが、伝統工芸に携わる職人さんの豊かな裾野を維持している(数千万円かけて伝統工芸の粋を集めた神輿を、それも地域ごとに制作し、新築・補修するので市場がある)ことは特筆すべきであり、それを基礎にはできるのではないかと思います。