こんにちは。コロナ禍からの出口が見え始めた今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。みなさんに、僕がいま全力で取り組んでいる「朔」という体験プログラムについて、その概要や背景をぜひ知ってもらいたいと思い、このページを制作しました。お忙しいと思いますが、ご一読いただければ嬉しいです。

 

 

「朔」とは

「朔」とは、オンラインの旅を通じて、「当たり前だと思っていた日常の美しさ」に気づき、「引き継いでいきたい教養」に触れる、10ヶ月の会員制体験プログラムです。特徴的なのは、地域をひとつ選び、その風土に根付いた日本酒を軸にしている点。日本には多様な地域文化や、風土に根ざす教養(ローカルリベラルアーツ)がありますが、それをひも解く最良の「ストーリーテラー」が日本酒であるとの考えがあるからです。

 

  • なぜ、神社にはいつもお酒が祀られているのか
  • 同じ材料をつかう日本酒が、内陸部と沿岸部で味が違うのはなぜか
  • 能楽は、誰に向けて、何を舞う伝統芸能なのか
  • 神道と日本酒・キリスト教とワイン、何が同じで何が違うのか
  • 鍛治と日本酒、神さまとともに臨む”ものづくり”とは

 

朔という文字は、「月の始まり=新月」を意味します。僕たちは「ついたち」という言葉を使いますが、漢字に変換すると「朔」です。自然の摂理の中で、新たに始める、始まる。そういう意味があります。大きく転換した社会の中で、これまで当たり前すぎて見過ごしていたものごとの中から、新たな価値観を見つける。そして大きな循環の中をしなやかに生きる。そういう意味を込めました。

 

 

「朔」の概要

名称 朔(さく)
内容 オンラインの旅を通じて、「当たり前だと思っていた日常の美しさ」に気づき、「引き継いでいきたい教養」に触れる、10ヶ月の会員制体験プログラム
全体スケジュール 時期 オンライン旅のテーマ 日本酒の醸造

2021年

5月 「神道」正式参拝
6月 「農業」米と日本人 田植え
7月 「能楽」伝統芸能
8月 「鍛治」ものづくり
9月 「芸術」芸術の秋
10月 「百姓」稲刈り 収穫
11月 「酒造」日本酒の醸造 醸造の開始
12月 「書道」書き初め

2022年

1月 「陶芸」ものづくり
2月 「料理」酒と料理
3月 醸造の完了
オンライン旅の流れ
  • 事前準備:「旅のしおり」をご自宅まで郵送し、旅のみどころを説明する「チュートリアル・イベント」をオンラインで開催
  • 当日:オンラインの旅を開催(1回60分〜90分程度)
  • 旅の後:「旅のお土産」をご自宅まで郵送
会員特典
  1. スターターキット(特製バインダー、播州織の手ぬぐい)
  2. オンラインの旅、旅のしおり(10回)
  3. 日本酒(720ml×8本)

    ※スターターキット/旅のしおり/日本酒については、会費の中に国内への配送費を含みます
募集人数 200人(先着順)
会費 15万円(税別) ※クレジットカード、現金振り込み、請求書対応可能
申し込み方法 申込ページ https://new-moon.club/products/kit にて受付(申込確認が取れ次第、当社よりメールにてご連絡します)
公式Webサイト https://new-moon.club/

 

 

朔を着想したきっかけ

僕は2014年にリクルートを辞め、京都でインバウンド向けの日本文化体験を創業しました。ラグビーワールドカップ日本大会で来日する欧米オセアニアの旅行者に向けて、茶道・華道・書道・料理・日本酒といった「日本文化」を発信したいという想いからです。少しの成功と多くの失敗を積み重ね、それをもとに2017年にコンサルティング事業へ転換し、現在では東北から九州まで全国の自治体とともに、地域文化の体験プログラム企画を手がけています。毎日、どこかに出かけて行って、旅先で出会った人からその地域について教えていただき、インバウンド向けの体験プログラムに仕立てる日々。そんな毎日から、日本の各地域には、その風土にもとづいた歴史や文化、ストーリーがあることを痛感しました。日本とはこんなに多様な国だったのか!これはインバウンドのみならず、日本人にこそ伝えたい!そう考えるようになりました。

料理体験のゲスト

 

 

なぜ朔をやっているのか

「伝えたい!」と同時に「伝えなければ!」という思いもあります。それは、地域の多様な文化に、正当な対価がもたらされる世の中にしなければ、ということです。例えばインバウンド産業でいくと、いくらその規模が大きくなろうとも、その内訳は、交通・宿泊・買い物が主であり、その恩恵は都市圏の企業にもたらされることが多い。そこにみるべき地域文化があるから人は足を運ぶというのに。地域文化に対価がもたらされないと、それを維持・発展させていくことができなくなる。そうすると、日本の多様さが徐々に失われていき、これからの世代に「都市か地方か」というモノクロームな日本しか残せなくなってしまう。そうではなく、江戸時代に花開いた、豊かで多様な地域文化が咲き誇るカラフルな日本を引き継いでいかなければならない。そう考えています。

 

 

朔のつかいかた

  • 10回のオンライン旅は、興味のあるテーマの回に参加をしてください。もちろんすべて参加していただいても、ご家族やご友人と参加していただいても、社内研修の教材としていただいても大丈夫です(1つのお申込みにつき参加URLを1つご利用いただけます)。オンライン旅はアーカイブを残しますので、リアルタイムで参加できなくても、途中から参加していただいても、後日確認いただけます。5月のオンライン旅「神道と日本酒」を紹介するページが立ち上がっていますので、ぜひご覧ください。
  • 旅のはじめにお届けするスターターキットとして、特製のバインダーと播州織の手ぬぐいをお届けします。バインダーには毎回お届けする旅のしおりや旅のお土産を綴じ込んで、あなただけの旅のアルバムとしてご利用ください。

    申込み後、スターターキットが届きます
  • 日本酒は8本お届けします。日本で最初に「純米酒宣言」をした「富久錦」さんに、渾身の醸造方法で醸していただきます。また、非常に手間のかかる製法として、ひとつのタンクから4種の日本酒を醸造していただき、それを2本ずつ(合計8本)お届けする予定です。この日本酒は、もちろん非売品、他では手に入りません。また、お酒になるまでのプロセスを田植えの段階から見守ってきた、思い出深いものになると思います。1本は身近な方と味わっていただき、もう1本は大切な人への贈り物として使っていただければと思います。

    兵庫の純米蔵「富久錦」さんに醸していただきます

 

 

みなさんにお願いしたいこと

長文になってしまいましたが、ここまで読んでいただき、ありがとうございます。僕は、朔は、広く万人に受けるサービスではないと思っています。なので、広く宣伝広報せず、こうして、興味があるかもと思う人を選んで招待状をお送りしています。これを読んでいただいたあなたが、もし興味を持っていただけたら、朔のWebサイトを訪れていただきたいと思います。もしメンバーになっても良いと思われたら、お申し込みください自分には違うけど、もしあの人なら・・・と思いつくひとがいたら、このページをその方に共有してもらえると嬉しいです。

 

僕は知っています。日本の各地に、美しい日常があることを。朔は、富久錦さんと出会った兵庫県・播磨から始めますが、来年から少しずつエリアを増やし、いずれ、酒を通じて日本中を旅できるサービスに育てて行きたいと思っています。そのメンバーに、あなたにも加わっていただけると嬉しいです。

 

庄司英生